「初速と終速の差」が非常に少ない魔球

ジャイロボールには、2つの種類があるといわれている。「フォーシームジャイロボール」と「ツーシームジャイロボール」である。

フォーシームジャイロから説明していこう。フォーシームジャイロボール、別名「対称ジャイロボール」ともいい、一般的なストレート球(フォーシームファストボール)とほぼ同じ握り方で投球されたものである。

対称ジャイロボールは打者側から見た時に、ボールの縫い目が対称面を向けて前進するし、しかも螺旋回転で前進するため、一般的な直球に比べて空気抵抗が少なくなる。よって、ピッチングリリースからキャッチャーが捕球するまでの、「初速と終速の差」が非常に少ない。空気抵抗が少なくなるので当然の結果である。

対称ジャイロボールの初速と終速の差はわずか1%しかない。これは球速に換算すると1〜2km/h程度の微差である。一般的なストレート球がだいたい8〜10km/h位の差なので、その凄さが分かるだろう。

つまり、対称ジャイロボールは、打者の予測よりも早く到達するため、打つタイミングが掴みづらい魔球なのである。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/3612729
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック